「流れるように上手に話す必要はない」「かっこよく華麗に話す必要はない」。
「劇団四季」で主役を務め、飛び込み営業でトップクラスの成績を収め、「TEDx」で異例の35万回も再生され、延べ300社・3万人のビジネスパーソンに向けてメッセージを伝えてきた著者は言います。
人見知りでも、口下手でも、「人を惹きつける話し方」はできる。
著者は、その技術で、これまでの人生を切り拓いてきました。
極度の人見知りと口下手もあり、就活全滅、フリーター自裁の営業職では、お荷物赤字社員で、まさかの戦力外通告……。
その後、チラシ配り、テレアポ、携帯電話販売、ツアーガイド、銀座のキャッチ、結婚式の司会業など、ありとあらゆるアルバイトの経験から、独自に編み出してきた話し方の手法と、劇団四季のカリスマ・浅利慶太氏から直接教わった「伝えることの本質」をもとに、「人を惹きつける話し方」を身につけることで、劇的に人生を変えた著者。
話を聴いた人に、「もっと聴きたい」「あなたから買いたい」「また会いたい」「心から納得した」「ついていきたい」と言われる話し方の技術を身につけることで、人を惹きつけることができるようになり、仕事の成果が変わり、人生が変わります。
本書では、講演会やセミナーで「どんな人でも、どんな職業でも成果が上がる」「見える世界が変わる」と評判を呼び、数多くのリピーターと口コミによる新規オファーが耐えない、その「人を惹きつける話し方」のポイントを体系的に紹介。
初対面で、大勢の人の前で、交渉の場で、ピンチの場面で、リーダーとして、オンラインでも、誰もがすぐに実践でき、あらゆる場面で活用できる“技術”として、読者に届けます。
話が伝わらない、聴いてもらえない、理解・納得してもらえない、自分の主張が通らないという方、必読の一冊です。
第1章◆人を惹きつける人は「上手く話さない」
1演じるくらいなら「下手でいい」
2張り切っても「感情は込めるな」
3あなたが「ここにいる理由」を考える
4口下手な人ほど、才能が眠っている
第2章◆人を惹きつける人は「発声より“発想”を大切にする」
1その言葉を発する理由は何か?〜「実感」する
2一致させるべき「発声」と「発想」
3普段の「言葉」に革命が起きる「言葉のポジション」
4「話し上手」が陥るスランプ「言葉の鮮度」
5「実感して語る」ための4ステップ
第3章◆人を惹きつける人は「まず書く」
1「話すための書く練習」からはじめよう
2「書く」と人生が変わる理由
3初級編・誰にでもできる「話すための書き方」テンプレート
4上級編・誰でもできる「話すための書き方」テンプレート
5惹きつける話し方の基礎を固めよう
第4章◆人を惹きつける人は「相手を喜ばせる」
1話す前に、「まず聞く」理由
2私を消して「聞く」に徹するテクニック
3人生を変える「オープンマインド」の意識
4一瞬で心をつかむ銀座のキャッチの「マジッククエスチョン」
第5章◆人を惹きつける人は「イメージさせる」
1相手の「頭の中」がすべてを変える
2自由自在に言葉を紡ぎイメージさせる4つの練習
第6章◆人を惹きつける人は「〝見られる〞より〝見る〞意識で話す」
1「悪い緊張」をよい緊張に変える
2「見る」意識と「見られる」意識
3「いい緊張」で本来の力を発揮する方法